ポップ！シリウス・ブラック

ハリー・ポッター - ポップ No. 16 - シリウス・ブラック

シリウス・ブラックは、捏造された殺人容疑でアズカバンに収監されましたが、ハリー・ポッターを見つけるために脱獄しました。彼の勇気、いたずら好きな性格、そして動物もどきの姿は、忘れられないキャラクターであり、ハリー・ポッターが両親と自分自身についてより深く知る上で欠かせない存在です。パッドフットのファンなら、このシリウス・ブラックのPOP!をコレクションに加えるのが必須です。高さは約3.75インチです。

シリウス・ブラックは1959年11月3日、オリオン・ブラックとウォルブルガ・ブラックの息子として生まれた。彼は結婚しなかった。シリウスは、純血魔法使いの由緒あるブラック家の考えに賛同しなかった。ブラック家は純血を誇り、貴族とみなしていたため、シリウスはブラック家の考えに賛同せず、ヴォルデモートの考えにも概ね賛同していた。一族の中でシリウスだけがグリフィンドール寮に所属し、家族全員がスリザリン寮に所属していた。1996年6月17日、神秘部の死の間において、ベラトリックス・レストレンジに殺害されて亡くなった。

シリウスはジェームズ・ポッターの親友です。リーマス・ルーピンとピーター・ペティグリューと共にマローダーズを結成します。16歳の時、シリウスは嫌いな実家を出てジェームズと暮らし始めます。母ウォルブルガは彼を決して許さず、勘当します。彼はスピード違反でマグル警察に逮捕されます（このエピソードは『ハリー・ポッター』のプロローグで語られています）。1年後、マローダーズは学校を卒業します。ジェームズはリリー・エバンスと結婚し、シリウスは彼の介添人となります。そして1980年、ハリーが生まれると、彼は彼のゴッドファーザーとなります。

同年、ヴォルデモートとの戦いは既に始まっていた。マローダーズとリリーは不死鳥の騎士団に属していた。ポッター家は、ヴォルデモートが息子ハリーに関する予言を暴いたことで危機に瀕していた。一家はフィデリウスの呪文をかけてゴドリックの谷にある自宅に閉じこもり、シリウス・ブラックを秘密の守り手に任命した。その結果、隠れ場所を知っているのは彼だけとなった。しかし、シリウスはヴォルデモートがあまりにも明白な考えを無視できないと判断し、代わりにピーターを連れて行くよう説得した。既にヴォルデモート側に寝返っていたピーターは、ジェームズとリリーの隠れ場所をヴォルデモートに明かし、二人を殺害するに至った。

シリウスは計画を疑い、ピーターの安全を確かめるために彼の家へ行くが、隠れ家は空っぽだった。彼は空飛ぶバイクでゴドリックの谷へ飛び、惨事を発見する。アルバス・ダンブルドアからハリーを迎えに派遣されたハグリッドは、ダンブルドアの指示に従い、シリウスに子供を預けることを拒否する。するとシリウスはハグリッドにバイクを渡し、ピーターを追跡し始める。ピーターはマグルでいっぱいの通りで彼を追い詰める。ピーターはシリウスがジェームズとリリーを殺したと叫び、爆発を起こして12人のマグルを殺し、シリウスに殺されたように見せかけるために指を切り落とし、ネズミの姿で下水道を逃げる。その後、シリウスは抵抗することなく逮捕される。バーティ・クラウチ・シニアは、ピーター・ペティグリューと12人のマグル殺害の罪で、シリウスを裁判にかけることなくアズカバンに送る。

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では、シリウスがアズカバンに収監されている間、新聞でネズミの姿のピーター・ペティグリューに気づき、彼を殺そうと脱獄を決意する。本の最後で、シリウスは叫びの小屋でロン、ハーマイオニー、ハリーと再会し、何が起こったのかを彼らに説明する。ハリーは、まだシリウスが両親の死の責任だと信じており、ロンのネズミであるスキャバーズがピーター・ペティグリューの動物もどきの姿だと信じようとしない。その時、リーマスが小屋に到着し、シリウスを抱きしめる。リーマスは、忍びの地図でピーター・ペティグリューの名前を見て、彼がまだ生きていると推測する。その時、セブルス・スネイプが邪魔をするが、ハリーはスネイプを無力化する。2人の忍びはピーターを人間の姿に戻し、ハリーは真実を受け入れる。ハリーはシリウスとリーマスがピーターを殺そうとするのを止め、彼を吸魂鬼（ディメンター）に引き渡そうとする。しかし、リーマスはウルフズベイン・ポーションを飲んでいなかったため、狼男に変身してしまい、その混乱に乗じてピーターはネズミに変身して逃げ出す。こうしてシリウスは更生の機会を失い、ホグワーツで捕らえられ、吸魂鬼の襲撃を待つことになる。ハーマイオニーのタイムターナーで過去に戻り、ハリーとハーマイオニーはシリウスを吸魂鬼のキスから救い出す。キスはシリウスの魂を吸い取り、シリウスはヒッポグリフのバックビークの背に乗って飛び去る。バックビークもその夜、シリウスを救った。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、シリウスは吸魂鬼から遠く離れた熱帯地方に隠れている。彼は大切な存在である名付け子のハリーと定期的に文通している。傷が痛むと知ったシリウスは、ハリーを助けて北へ戻ることを決意するが、ハリーは落胆する。シリウスは魔法省によって今もなお追われており、ホグズミード近くの洞窟でバックビークと共に隠れている。彼は一年を通してハリーに情報や助言を与えている。ヴォルデモートが復活した後、ハリーがダンブルドアのオフィスで過ごした夜のことを回想している場面にシリウスは同席し、病棟で彼を見守る。そして、ダンブルドアの望み通り、不死鳥の騎士団の元メンバーと連絡を取るためにハリーを残して去る。

『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』では、シリウスは幼少期を過ごしたグリモール・プレイス12番地の家を不死鳥の騎士団の本部として提供した。シリウスは、ピーターのおかげで首を吊られ、動物もどきであることが死喰い人に知られ、憎むこの家に閉じこもらざるを得ない。手紙や毎晩グリフィンドールの談話室の暖炉に姿を現すなど、できるだけ頻繁にハリーと連絡を取り合っていたが、ホグワーツのすべての火を監視しているドローレス・アンブリッジに捕らわれそうになる。シリウスはヴォルデモートの計画についてほぼすべてをハリーに説明するが、モリー・ウィーズリーはそれを批判し、シリウスが名付け子を親友でハリーの父親であるジェームズと勘違いしていると非難する。6月末、ヴォルデモートはハリーに偽の幻影を送り、それによるとシリウスは魔法省の神秘部に囚われているという。これはヴォルデモートが予言を手に入れるための策略だった。ハリーの協力なしには予言は手に入らないからだ。スネイプが警鐘を鳴らしたおかげで、シリウスを含む不死鳥の騎士団のメンバーは、魔法省でハリーと仲間たちのもとへ急ぎ到着する。続く戦闘から少し離れた場所で、シリウスは従妹のベラトリックス・レストレンジと、謎めいたアーチ道の近くで対峙する。アーチ道の前には、ベールがひとりでに揺れているように見える。ベラトリックスはシリウスに魔法をかけ、アーチ道の向こうへ投げ飛ばし、帰還の望みを絶つ。映画版ではこの点が異なり、シリウスはアヴァダ・ケダブラに倒され、魂をベールに吸い取られる。

『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、ハリーは死の淵に立たされ、蘇りの石を使って両親のリーマスとシリウスを召喚します。二人は生身の人間ほどではないものの、幽霊よりもリアルな姿をしています。4人とも若々しく、幸せで、穏やかな表情をしています。

この映画では、シリウス・ブラック役をゲイリー・オールドマンと、17歳のシリウス役を演じるジェームズ・ウォルターが演じている。

（*）A 置物 ボブルヘッド（bobblehead）は、「首振り人形」と訳されることもある、コレクター向けの玩具の一種で、頭部が体に対して特大であることが多い。胴体部分にしっかりと固定されているのではなく、バネやフックで固定されているため、触れると頭が揺れる。そのため、この名が付けられた。